書評 恋愛成就で噂の神様に全力バックアップしてもらっても尚難しい恋
記事内容 書評
系統 ウェブ小説
掲載サイト カクヨム
タイトル 恋愛成就で噂の神様に全力バックアップしてもらっても尚難しい恋
作者 プル・メープル
リンク https://kakuyomu.jp/works/1177354054890984367
作品データ
書評
文章がへたっぴなわけではない。
ただひたすらに。
構成が下手。
これに尽きる。
もっと加筆してごしゃごしゃにしてなにもかも文字で押しつぶしてしまえ。
具体的は
後には誰も残っていない。
ここからズワアァァァ! っと加筆。
なぜか、というところから主人公のキャラクターが描ける。どんくさいとマイペースはもちろん別の属性である。人間関係が希薄だとしても、性格由来か、環境由来かでは当然異なる。たまたまだということもある。いずれにしろ加筆できる。しない理由は存在しない。
中略
話が逸れた。 のところ。
逸らすな。または逸れていると気づかせてはならない。
なぜなら話が逸れた。のあとから話がさらに逸れているから。
ここも加筆でなんとかするべき。現状構成がガバガバである。主人公のキャラクターが掴めていない。ヒロインの描写はまだ薄い。そういう段階で今度は学校の設定がやってくると明確に構成のゆがみが感じられる。主人公とヒロインの描写をガン積みした上で学校の紹介にはいるべき。
まず加筆。
とにかく加筆。
なんでも加筆。
加筆によって構成のゆがみは多少なりとも改善される。
第1話だけでもこの後話が何段階か変化する。明らかにテンポが早くバランスが取れていない。
加筆がうまくいかない、なんと書いたらいいのか見当もつかない、というときは削除である。あっちもこっちも削って必要な部分だけを残すこともできる。
候補としては書き出しから階段降りて足止めるまで。学校の設定周り。大胆に行こうとすれば最初に喋ってるヒロインから抹消。きゃつの出番はあとでもよいと思える。登場順は変えずとも描写は削ったほうがよい。サブにしては濃すぎる。メインには薄い。ダブルヒロイン制かどうかを明確にする役目が最初に喋ってるキャラクターの描写にある。
この作品は現状構成力の不足が目立つ。
ここにこの文章を置くのは適切か否かを考え前後の文章の過不足を判断して自身の適性から加筆と削除のどちらが向いているかを決断すべき。